京都の繁華街から少し離れて落ち着いたエリアにある、静かで大人な雰囲気のオーセンティックバーです。阪急線と地下鉄東西線の間を東西に走る三条通りの、鴨川と烏丸通りに挟まれた、錦市場や京都文化博物館のあるあたりです。
雪月花 + サロン
大正5年に建築された旧不動貯金銀行京都支店のビルに入っていて、重厚な洋館は国の有形文化財に指定されています。19時から開いていますが、夜はビルがライトアップされていてより厳かな雰囲気が漂っています。
京都に住んでいる友人に教えてもらって以来年に数度訪れていますが、入口が少しわかりづらく、初めて1人で訪ねたときは3度目なのにどこから入るかわからなくって狼狽したのを覚えています。
建物の中に入ると細い廊下が続いていて、四季の自然美を名前に冠しているからか、廊下には季節の花が生けられています。奥へ行くとカウンター席があり、吹き抜けのソファー席や個室もあるそうです。私は1人か2人で連れ立っていくのでカウンターにしか座ったことがありませんが、ソファー席は気になりますから、いずれ3人以上で訪れてみたいなあと思っています。
カウンターだと、バーテンダーさんがお酒を作ってくれるのを眺められるのが私は好きです。お酒の味も折り紙つき。オリジナルカクテルはすっきり飲みやすいけれどしっかりとアルコールの味わいがあって、最初の1杯にピッタリなのです。
このお店ではチョコレートを手作りしていて、頼むとプレートに乗って出てきます。甘すぎないほろ苦さがお酒に合うので、もし行く機会があればぜひ頼んでみてください。